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AGA(Androgenetic Alopecia)とは?

AGA(Androgenetic Alopecia)は男性型脱毛症を指しています。

近年成人男性特有の進行性脱毛症として、20代以降の方の話題に上ることも多くなってきました。

日本人男性の3人に1人がAGAだと言われていることから、治療は勿論のことながら、 予防的措置として、早めに内服を開始なさる方も多くおられます。

AGAは治療せず放置すると進行していきます。

緩やかに、なんとなく進行していきますので、初期の段階を見落としがちになります。

  • 抜け毛が多くなった
  • 髪の毛が細くなった気がする
  • 前髪が後退してきた気がする
  • 美容院、理髪店で店員さんに指摘された

等々気づくきっかけは様々ですが、なんらかの症状に気が付いたときは、それはもうAGAが始まり進行してきていると思って下さい。

 

アメリカの医師ハミルトンが作成した脱毛パターンを用いてご説明させていただくことが多いのですが、一般に言われていることは、進行度合いは5年で1段階と言われています。

気にしながら、迷っている間にステージが進んでしまうのです。

気になった時が治療の始め時です。

AGAも他の疾患と同様、早期発見、早期治療が重要になってきます。放置した時間が長くなれば、当然回復、進行の阻止にも時間を要します。

治療費も軽症より重症の場合の方が嵩むことになります。

AGAの原因

AGAの原因は遺伝、男性ホルモンのバランスの乱れ、生活環境の乱れが最も多い原因と考えられています。

その中でも最も大きい原因は男性ホルモンの影響です。

 

髪の毛にはそれぞれ寿命があり、伸びる成長期、抜ける退行期、生える休止期を繰り返しています。これがいわゆるヘアサイクルと言われているものです。

長くて固い毛が一日100本くらい抜けていくのは健康な状態です。

短くて軟らかい毛の抜ける本数が多い場合、ヘアサイクルが乱れていると考えられます。

即ち、成長を始めた毛髪が成長しきれずに、脱毛してしまっているのです。

 

本来、髪の毛は2~6年かけて成長を続けます。

ところが、AGA になると、成長期と言われる期間は数カ月で終わってしまい、髪の毛は育つ前に抜け落ちてしまうのです。

AGAに大きく影響を与えているのは、男性ホルモンのテストステロンに5αリダクターゼと言われる還元酵素が結合して出来るジヒドロテストステロン(DHT)と言われています。

このDHTの影響で髪の毛を作り出す毛包の成長が十分でなくなります。

その結果、髪の毛が成長せず、薄毛、抜け毛が目立つようになるのです。

DHTが毛乳頭にある受容体と結合し髪の毛の成長を抑制します。

AGAの治療方法

AGAの治療はこのDHTの活動を抑制する治療をします。

毛母細胞が死滅してしまいますと、いくらDHTの活動を抑制したところで発毛効果は見込めません。だからこそ、毛母細胞が死滅する前に治療を開始することが大切になってきます。

DHTが一番影響を及ぼす時期は男性ホルモンの分泌が盛んな20代から30代です。

この時期に、AGA対策を行い、正常なヘアサイクルを保ち、毛母細胞の寿命を延ばすことがAGAの改善には大切になってきます。

喫煙の習慣、不規則な生活はAGAのみならず、決して健康的ではありません。

AGAの原因には遺伝や男性ホルモンの影響が大きい原因と考えられていますが、生活習慣やストレスも少なからず影響しています。

また、薄毛で悩んでいるとさらにストレスを受け、悪化する可能性もあります。

健康なヘアサイクルに戻すためにDHTを生成しないよう早い段階での治療開始をおすすめします。

ここで一言、DHTの必要性について

DHTそのものは、男子外生殖器の形成に必要なホルモンです。悪い作用ばかりではありません。

思春期に男性の成長を促す働きもあります。

声変わりや体毛の成長を促し、精子の生成に重要な役割を果たします。認知力や記憶力にも関係しているとも言われています。

DHTは汗や尿によって体外に排出されます。適度な運動は血行の促進にも繋がり、頭皮環境を健やかに保つ効果がありますので、薄毛予防、育毛どちらの観点からもお勧めできます。

AGAの治療で最も一般的に行われているのは内服治療です。

フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルが用いられます。

5αリダクターゼといわれる還元酵素は1型とⅡ型があります。

フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型の阻害薬になります。

デュタステリドは5αリダクターゼⅠ型、Ⅱ型の阻害薬になります。

ミノキシジルはもともと降圧剤として開発されましたが、発毛効果が認められ、AGA治療薬に転用されました。血管拡張作用により頭皮の血行を促進し、発毛、育毛の効果が期待されます。

これら、フィナステリド、デュタステリドとミノキシジルの組み合わせでの内服治療が一般には行われています。

ミノキシジルには外用薬もございます。クリニックで処方される外用薬は市販の外用薬より濃度の高いものになっています。

頭皮状態を確認の上処方されます。

内服薬、外用薬との組み合わせでの治療がお勧めです。

 

また、AGAの進行具合、患者様のご希望によって、成長因子の注入治療という方法もございます。

注入治療を選択なさった場合もフィナステリド、デュタステリドの内服は必要です。

治療の効果実感は、個人差はあるものの、4~6カ月くらいはかかる場合が多いです。

継続して治療をしていただくことが大切です。

 

一人で悩んでいないで、まずはご相談いただくことが大切です。

解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。

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